記録に追われて利用者と話す時間がない。シフト作成だけで毎月一日つぶれる。福祉の現場でよく聞く話です。
2026年7月17日、鹿児島県社会福祉協議会 福祉人材・研修センターの「福祉施設・事業所における生成AI活用研修」に、県内の福祉施設・事業所から150名が参加しました。定員は50名でしたが、申込がそれを大きく超えました。
半数以上が「検討中」で止まっている
主催者が申込時に実施したアンケートの結果です。
- 十分に活用している:2%
- 導入しているが十分に活用できていない:19%
- 導入を検討している:57%
- 導入予定は未定、またはない:22%
関心はあるのに、最初の一歩が踏み出せない。そういう事業所が半数以上でした。この研修では、その一歩をその場で踏んでもらうことを目指しました。
当日やったこと
- 自分でプロンプトを入力し、AIの答えを確かめる
- 会議の音声から議事録ができるまでを見る
- NotebookLMでアセスメントシートとケアプランを作る
- ExcelとChatGPTでシフト表を組む
- ブレイクアウトルーム(1グループ6名程度)で相談し合う
聞くだけで終わらないよう、講義の合間に必ず手を動かす時間を入れました。
質問が集中したところ
チャットには多くの質問が寄せられました。個人情報をどう扱うか。どのツールから始めるか。職員にどう広げるか。最初のつまずきは、どの現場でもほぼ同じです。当日答えきれなかった分は、後日まとめて主催者経由でお届けしました。
主催者からは「受講者アンケートからも大変勉強になったとの声が多く寄せられ、大変有意義な研修となった」との評価をいただいています。
何から始めるかは、施設の規模や体制で変わります。迷っていればご相談ください。
